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眼科医に聞く「スマホの注意点」 適度な距離をとり、まばたき意識を

スマートフォンのユーザーは近年急増し、現代人が手放せないものの一つになりつつある。しかし、スマホは使い方によっては、目の疲れやドライアイなどの原因になる。眼科専門医で、みさき眼科クリニック(東京都渋谷区)の石岡みさき院長に、スマホを使い続けると目が疲れてしまうメカニズムや目の疲労を予防するコツなどを聞いた。(本間英士)

◆近過ぎて疲れる

スマホを使い続けると目が疲れる理由について、石岡院長は「基本的にはパソコン使用時のトラブルと同じ」と語る。すなわち、画面に目のピントを合わせ続けること▽まばたきの減少▽ブルーライト-の3つだ。

スマホとパソコンとで異なるのが「距離」。パソコンの場合、通常45センチ程度の間隔をあけて操作する。しかし、スマホの場合、手に持って操作するため、これより距離を近づけて使う人がほとんどだ。近い場合では15センチ程度で使用している人もいる。

目の周囲の筋肉は、遠くを見ているときが一番休まる。ところが、スマホは近くで画面を見ることになり、ピントが近過ぎて目の筋肉が疲れてしまう。石岡院長は「40センチは離した方がいい」。

寝転んで目の前にスマホを持ち上げたり、首を下にガクンと下げて使うなどの「姿勢の悪さ」も、画面に目を近づけ過ぎる原因になるので気をつける。

◆寝る前もNG!!

寝る前にスマホを使用するのも「お勧めできない」と言う。

「ブルーライトのような強い光は本来、日中に浴びるもの。夜に浴びてしまうと体内時計のコントロールができなくなり、睡眠に影響が出る恐れがあります」。暗い場所でのスマホ使用も目に負担がかかるといい、石岡院長は「仕事が終わったからといって、ベッドの中でスマホを使っていたのでは目の疲れは取れない。寝る1、2時間前はスマホを使わない方がいい」と話している。

◆長時間ならPC

目を疲れにくくするコツとして、(1)なるべく画面との距離を保つ(2)50分使ったら10分休憩を入れるなど長時間使わない(3)まばたきを意識的に行い、目の乾燥を防ぐ(4)時々、視線を外し、目のピント調節を変える-などが有効だという。

近眼や高齢のユーザーの中には「スマホの文字が小さいから画面を近づけてしまう」という人もいる。そうした人には、「スマホは画面を触ることで文字を大きくすることができる。見づらいと思ったら画面を自分に近づけるのではなく、文字を大きくしてください」とアドバイスする。

リサーチ会社のMM総研の調査によると、平成21年3月に約120万件だったスマホの契約件数は今年3月には約5700万件と、5年の間に急増している。石岡院長は「今の時代、『スマホを使うな』とは、とても言えない。けれど、スマホは本来、携帯用のツール。長時間使用する場合はパソコンを使用した方がいい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141020-00000565-san-hlth

 

 

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