ケータイやスマホがすでに体の一部のようになってはいませんか? 外出時に、お財布は忘れても、ケータイは忘れないという人が多いようです。
このように、ケータイにどっぷりと依存している私たちですが、本当に安全なのでしょうか? 以前からケータイ使用の危険性は伝えられてはいますが、実際のところはどうなのでしょう?
そこで今回は、英語圏の情報サイト『BERNSTEIN LIEBHARD/CONSUMER INJURY LAWYERS』の記事を参考にして、ケータイ利用の危険性と、脳腫瘍のリスクを下げるヒントをお伝えいたしますね。
■電磁波による脳へのダメージ
みなさん、ケータイが電磁波を発していることはご存じですよね? ごくわずかですが、その程度の電磁波でも、人間の血液を変化させ、脳に影響を与えるということがわかっています。
とくに子どもの脳は成長段階にあるため、長時間の使用は望ましくありません。
■WHOの調査
ケータイで通話する際に人体に吸収される電波の平均エネルギー量の許容値は決まっていますが(アメリカではSAR/比吸収率が1.6W/kgまで)、それでもWHO(世界保健機関)の調査によると、ガンとの関係は否定できないとか。
とくに、長時間使用する人ほど、脳腫瘍、神経膠腫、聴神経腫瘍、髄膜炎などにかかるリスクが高くなるそうです。
また、アメリカのMayo総合病院の調査では、1日に30分以上の使用で、神経膠腫にかかる率が2倍に跳ね上がるといっています。
■ケータイ使用の注意事項
では、どうしたらこういった脳腫瘍のリスクを防げるのでしょうか?
(1)できれば、1日に30分以上は使用しない。
(2)頭から、できるだけ離して使う。
(3)使っていない時は、電源をオフにする。
(4)ヘッドセット、またはスピーカーにして使う。
(5)おしゃべりよりも、メールにする。
(6)ケータイの電波が届きにくいところでは、使用しない。
(7)できるだけ、子どもには使わせない。
(8)ケータイを買う時に、SAR(比吸収率)がどれくらいなのか確認して、できるだけ低いものを買う。
いかがでしたか? 以上がケータイの使用で脳腫瘍になるリスクと、それを回避する8つの方法でした。
ケータイは、今では生活必需品ともいえるものです。ですが、使用し過ぎは、脳腫瘍といった恐ろしい結果を招きかねません。とくにお子さんには、十分気をつけてあげてくださいね。
http://wooris.jp/archives/81374