バナナはカロリーが高そうですが意外とカロリーが低く、バナナダイエットという方法もあるほどです。このバナナダイエットとはどのようなものなのでしょうか?今回はバナナダイエットのメリットとデメリットについてご紹介します。
果物のなかでもボリュームがたっぷりとあるイメージのバナナ。カロリーが高そうにも思えますが、実はダイエットに効果的な成分が含まれており、バナナダイエットという方法もあるほどです。今回は、バナナダイエットとはどのようなものなのか、メリット・デメリットと合わせてご紹介したいと思います。
バナナダイエットとは?
バナナダイエットとは、朝食として1~2本程度のバナナと常温水を摂りますが、その代わり昼食や夕食には特別な食事制限をしなくても良いという、非常に手軽なダイエット方法です。メディアでも注目され、一時期はスーパーからバナナが姿を消してしまうほどの人気を博しました。
バナナダイエットのメリット
■腹持ちがよく空腹を感じにくい
私たち人間は、食べた量ではなく、血糖値が高くなることによって満腹感が得られます。バナナには糖分が豊富に含まれているため、空腹を感じにくくなり、自然と食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。
■酵素の働きで脂肪燃焼を高める
糖分の多いバナナですが、バナナには糖質を分解する酵素が豊富に含まれており、代謝をアップして脂肪を燃焼させる働きがあります。これによりダイエットもによいとされています。
■むくみの解消がダイエットに繋がる
むくみやすい方の場合、老廃物と脂肪の塊からなるセルライトができやすいという特徴があります。成人女性の約80%の方が持つセルライト。一度ついてしまうと太りやすい体質になるとも言われています。
バナナには、むくみを解消するカリウムが豊富に含まれているため、体内の余分な水分を身体の外へ排出させ、むくみを改善する効果が期待できます。
■豊富な食物繊維で便秘を解消
なかなか痩せない体質の方は、腸内環境のバランスが崩れていたり、便秘気味の方が多いと言われています。バナナには、食物繊維が豊富に含まれているため、便秘の解消に役立ちます。
バナナダイエットのデメリット
バナナにはカリウムが豊富に含まれているため、腎臓病のある方の場合、過剰な摂取をオススメできません。
また、バナナは豊富な栄養素を含み、エネルギー補給として最適なことからその力を過信してしまいがちですが、バナナだけを食べることはもちろん控えることと、昼食や夕食ではバランスの良い食事をとるよう心掛けることが大切です。