すぐに風邪をひく、体調がすぐに悪くなる、ストレスが溜まりやすい、肌荒れがすごい……このような症状に心当たりはありませんか? 当てはまる方は要注意です! 免疫力が弱っているかもしれません。
では一体、免疫力を高める為にはどうすれば良いのでしょうか? 実は、お金も時間もかけずに、免疫力を高める方法があるのです。それはズバリ”食べ物”です。毎日食べるだけで、免疫力が上がり、風邪をひきにくくなったら嬉しいですよね。
そこで今回は、アメリカの健康サイト『Prevention』を参考に、”手軽に免疫力を高められる食べ物6つ”をご紹介します。
■1:ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる菌は、腸および腸管内の病原菌を死滅させる効果があります。オーストリアのウィーン大学による研究では、約170gのヨーグルトを食べるだけで、薬と同様に免疫力を高める効果があるということがわかりました。
スウェーデンの研究でも、ヨーグルトに含まれる成分が入っているサプリメントを被験者たちに摂取させた結果、血液内の”白血球”という免疫を高める細胞の量が増加したということです。
■2:ニンニク
ニンニクには、活性成分の”アリシン”が含まれています。このアリシンは感染やバクテリアと戦ってくれます。イギリスの研究では、126人の被験者に12週間にわたってニンニクを食べさせた結果、約60%以上の人が風邪をひかなかったということです。
ニンニクは生で摂取すると、とくに効果があるので、スープ等に入れて食べてみましょう。
■3:シーフード
牡蠣やハマグリ、蟹やロブスターは、白血球を作る”サイトカイン”というタンパク質を含みます。サイトカインは、風邪ウイルスを追い払ってくれます。また、サーモンやサバやニシンは、”オメガ3脂肪酸”が豊富で、風邪や呼吸器感染症から守ってくれる効果があるといいます。
■4:お茶
ハーバード大学の研究で、一日5杯の紅茶を2週間飲み続けた人は、紅茶に見せかけた偽りの紅茶を飲んだ人たちよりも、10倍もウイルスと戦うインターフェロンが血液中に増えたことがわかりました。
実はお茶に含まれる”L-テアニン”という成分が免疫を強化するのです。このL-テアニンは緑茶やカフェインフリーのコーヒーにも含まれています。
■5:牛肉
牛肉に含まれる成分”亜鉛”が免疫と大きな関わりがあります。現代人は亜鉛不足といわれていますが、亜鉛が不足すると、感染症にかかりやすくなるそうです。
栄養学と免疫学の専門家であるウィリアム・バスワード博士によれば、亜鉛は白血球を増加させて、様々な細菌やウイルスと戦ってくれるので、必要不可欠な栄養素だということです。
牛肉のほかにも、豚肉にも亜鉛が含まれているので積極的に摂取してみましょう。
■6:サツマイモ
免疫というと、皮膚とは全く関係がないのではないかと思う方も多いかもしれませんが、実は皮膚は体調がそのまま映し出されます。そして皮膚の免疫を一番高める栄養素が”ビタミンA”です。
ビタミンAは、結合組織(皮膚の重要な構成要素)の生成において、一番摂取しなくてはならない成分です。そして、ビタミンAを体内に摂取するにはサツマイモのようにベーターカロチンを含む物を摂取することが一番はやい方法だといいます。
以上、”免疫力を高めてくれる最強の食べ物6つ”をご紹介しましたが、いかがでしたか?
「最近風邪をひきやすいな」「体調をすぐに壊すな」と感じている方は、どれか一つでもよいので、毎日の食事に取り入れるようにしてみて下さいね。
http://wooris.jp/archives/69799</a