【泉野尚彦】長岡市寺泊地区の魚の市場通りは、鮮魚直売所が軒を連ね、魚のアメ横と呼ばれる。29日は正月用の生鮮食品を買い求める県内外からの人たちでにぎわい、地元の名物「番屋汁」が無料でふるまわれた。
雪の降る中、湯気が立ち上る汁の前には長い列ができた。この日の汁は、アンコウを中心にワタリガニ、サケ、白菜、ダイコン、ニンニク、酒粕(さけかす)などをみそ味で仕立てた。30日も午前10時から1千食分のカニ汁をサービスする。
31日は午前3時から営業が始まり、首都圏などから日帰りの買い物ツアーバスがやってくる。寺泊観光協会によると、年末年始にかけて10万人が訪れる見込みといい、副会長の大倉英雄さん(62)は「昨年よりは人出が多いよ」と話していた。
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312290189.html










