日本気象協会は、2013年の天気総決算として気象予報士と一般の人が選んだ「今年の漢字」を発表した。気象予報士は「暑」、一般は「荒」を1位に挙げた。
日本気象協会が運営する天気総合ポータル「tenki.jp」内の「tenki.jpラボ」が、同協会の気象予報士86人と全国の10歳代―50歳代の男女500人に今年の天気を表す漢字を聞いたところ、気象予報士の回答は「暑」(12.8%)が最も多く、「激」(11.6%)、「特」(7.0%)と続いた。一般の回答は「荒」(7.6%)、「乱」(7.4%)、「暑」(7.2%)の順となった。
気象予報士の回答には、記録的な猛暑や猛烈な大雨との意味で「猛」「熱」の漢字もあった。3位の「特」は、警報・注意報よりさらに高い気象災害への警戒を呼びかける「特別警報」の運用が今年始まったことから選んだ人が多い。
一般回答者が挙げた「荒」「乱」からは、大雨・猛暑・大雪など極端な気象の記憶が強く残っていることがうかがえる。
日本気象協会がまとめた今年の天気10大ニュースをもとに、印象に残った2013年の天気に関するトピックを選んでもらったところ、気象予報士と一般ともに首位は「猛暑の夏」だった。気象予報士の2位は「台風18号が本州縦断」、3位は「台風26号 伊豆大島で豪雨災害」。一般回答者は2位に「台風26号」を、3位に「台風18号」を選んだ。
2014年の天気に期待することを聞いてみると、一般の45.8%と気象予報士の52.3%が「突発的・局地的な豪雨が少ない」ことを望んでいる。一般の36.4%は、今年の猛暑に辟易したためか「涼しい夏」と答えた。また、気象予報士の19.8%は「天体ショーがたくさん見られる」ことを期待し、中でも10月8日の「皆既月食」を勧めている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131217-00169381-woman-life










