はじめに
いつもは捨てているもので野菜が育てられたら、得した気分になりませんか?根やヘタといった廃物を再生して育てられる野菜は、ネギ・ミツバ・ダイコン・ニンジンなど様々。(スーパーのネギが2倍に増える?ネギのお手軽栽培法)
そんな再生野菜の一つ、ダイコンやニンジンのヘタから青菜を育てる方法をご紹介します。
この方法で育てられる青菜とは、ダイコンやニンジンの葉のこと。ニンジンの葉はパセリと同様に使え、ダイコン・カブの葉は、お浸しやみそ汁の具に加えたり、ちょこっと欲しいときに便利です。
自分で野菜を育てておくと、常に新鮮な野菜を入手できるメリットがあります。冷蔵庫に入れておくより、電気代を節約。忘れてしなびたりダメにする野菜も減って無駄もなくなります!
用意するもの
- ニンジン・ダイコン・カブなど根野菜のヘタ
- 皿やプラスチック容器
ヘタから青菜を育てる方法
STEP1
ダイコンやニンジンのヘタを、1.5センチ程度の厚みを残して切ります。身の部分は、普通に利用できます。
育てやすいのは、少しだけ葉の根元が残っているか、葉が付いていたもの。葉が付いている場合は、内側の小さい葉を数本残して育てます。
STEP2
容器にヘタを入れ、1センチ程度水を入れます。ヘタの上部分が水につからないようにしてください。
STEP3
窓際などの明るい場所に置きます。水が濁らないよう、毎日水を入れ替えましょう。
STEP4
数日すると、芽が出てきます。水かえ時に、ヘタの下部分と容器もきれいに洗うと失敗なく育ちやすいです。
STEP5
葉が伸びてきたら摘んで利用します。
利用の仕方
ニンジン
若葉はパセリの代わりに、サラダやパスタのトッピングとして使います。10センチ程度に大きくなると、香りと苦味が強くなるので細かく刻んで炒めものやスープの香り付けにぴったりです。
ダイコン・カブ
ダイコン葉やカブの葉と同様に、お浸しや炒めもの、汁物の具などにどうぞ。
おわりに
ちょっとした工夫で、ゴミにしていた部分から再生野菜が育てられます。ぴょこっと出てくる新芽を観察するもの楽しいですよ。ぜひお試しください!
(Photo byCarrots – Carota – Wortels – Geze – 胡萝卜- zanahoria – carotte – ニンジン By color line)
(Photo & イラスト by 著者)