料理の下処理が面倒!そんな主婦のみなさんを苦しめているのが「皮むき」ではないでしょうか。
今回はそんな「皮むき」の悩みを解決するスゴ技を一挙ご紹介します。
特に悩みの多いのが「じゃがいも」、「里芋」、「くり」・・・などなど。実はある技を使うと、「じゃがいも」も「里芋」もツルンとむけてしまうのです。しょっちゅう使う「にんにく」も、わずか10秒あることをするとスポンと皮から飛び出します!それだけじゃありません皮むきが大変な「イカ」はあるものに3分つけるとツルンとむけます。そして意外に大変なのが「ゆで卵」の殻むき。新鮮な卵ほど殻をむくときに身がひっついてしまいます。そこであるモノを使って殻に細工をしておくと、ゆであがりで見事に殻がツルンとむけます。ほかにも桃やぶどうを美しくむくプロの驚きの技など、目からウロコのスゴ技をお伝えしました。
■Q3 お店のように果物を超キレイにむくスゴ技
超キレイ!簡単桃の皮むき
1.桃の種に当たるまで縦にペティナイフを入れ、ぐるっと1周させて切ります。
2.左右の桃を両手でやさしく持ち、反対側に回すようにしながらはずします。
3.種のまわりをナイフの先で切り種をはずします。
ポイント「種のまわりをナイフの先で切る」
4.皮つきのままくし切りにします。
ポイント「皮つきのまま くし切りにする」
5.皮と実の間にナイフを入れ、力を入れずにスッーと滑らせるように切ります。
超キレイ!簡単キウイの皮むき
1.キウイのヘタを切り落とし、皮つきのまま輪切りにします。
ポイント「へたを切り落とし輪切りにする」
2.実と皮の間にペティナイフを入れ、キウイをまな板の上で転がすように切ります。
超キレイ!簡単ぶどうの皮むき
穴の反対側にナイフで十字に切れ目を入れるとキレイにむけます。
世界中のブドウを研究している山梨大学の鈴木俊二准教授によると、実は、この木から栄養分を送る管が、ブドウの皮をむきにくくしている原因なんだそうです。
穴の開いているほうからむくと、管が一緒に取れてしまいがちで皮がうまくむきにくいんです。
しかし反対のほうからむくと、管をうまく避けることができるため皮だけをペロリとむけるんだそうです。
ペティナイフの選び方
選び方のポイントは2つあります。
ひとつは、先がとがっているもの!先がとがっているほうが、キウイをむくときに突き刺しやすいんです。
ペティナイフと果物ナイフの厳密な区別はないので、もし果物ナイフを買うときも、先が丸いものより、とがっているものがオススメです。
2つ目のポイントは、刃の長さ!安くてもいいので、最低でも14センチは欲しいところです。
刃が短いと、グレープフルーツとかメロンなど、大きめの果物が1度で切ることができないんです。
何回も何度もナイフを入れると、果汁が余分にでてしまう原因になるので、刃渡りは14センチ以上。
この長さなら大抵の果物に対応できます。
<取材協力>
森山登美男さん(タカノフルーツパーラー/シェフ)
タカノフルーツパーラー著「フルーツパーラー・テクニック」柴田書店
鈴木俊二さん(山梨大学 ワイン科学研究センター・准教授)
「ぶどう農園・芳玉園」
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