お昼ご飯、また食べ逃しそう……(涙)」。育児に家事に忙しいママは、食事をとるのもままならないものですよね。お子さんがぐずらずに遊んでいるスキや、昼寝したタイミングをねらって、かきこむように食べることも多いのではないでしょうか。
そんなとき、食べられる食品の一つに、カップラーメンがあります。熱湯をかければ3~5分程度でできあがるので、とても便利。
ところが、このカップラーメンを倒してしまったり、お湯がこぼれたりすることで、お子さんがやけどを負う事故が多数発生しているのです。ぜひ、ご注意ください。
■子どもが、カップラーメンの熱湯を頭からかぶる事故が発生!
『子ども安全メール from 消費者庁』によると、カップラーメンにお湯を入れて待っている間に、子どもが容器を倒してしまい、やけどをする事例が多数報告されています。例えば下記のような報告がありました。
・1歳4か月の子どもが、自宅のキッチン台に置いていたカップラーメンを倒して、中身を頭からかぶった。母親は子どものおむつを替えた直後で、片付けをしており目を離していた。またキッチンのゲートはたまたま開いていた。
・母親がカップラーメンを食べようと準備してテーブルの上に置いていたところ、子どもがこぼしてやけどした。
兄弟がいるご家庭では、上のお子さんや、下のお子さんを見ている間に、カップラーメンを触ってしまうという危険性があることを、しっかり頭に入れておきましょう。また、ほんの少しだけ目を離したスキに、触って倒してしまう場合もあります。カップラーメンには沸騰したての熱湯が入っていますので、大変危険。十分注意が必要です。
■お子さんの手の届かないところでつくり、食べる時も注意を払う
「今なら、子どもが遊んでいるので大丈夫かな」と思ったとしてもも、ママが何やらおいしそうなものを作っていて、いい匂いがしてきた……となれば、興味がわいて近寄り、触ってしまうかもしれません。テーブルの上に置かれていれば、簡単に手が伸びてしまうこともあるでしょう。
カップラーメンをつくる際には、お子さんが手の届かない場所で行いましょう。また、食べる際にも、まだ十分熱い状態です。お子さんが触って倒してしまうことのないように、食べ終わって片付けるまではカップラーメンから離れないようにしましょう。また、お湯を沸かしたやかんにも注意してください。
いかがでしたでしょうか。「大丈夫そうかな……」と油断してしまったために、その後大きな事故につながる場合があります。お子さんは思わぬ動きをするものですので、ぜひ、十分注意してくださいね。
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