10月23日、トレンド総研が若者の「仕事における情報収集」に関する意識・実態調査の結果を発表した。それによると、「自分は仕事ができる」と自己評価をしている人はわずか8%だったという。この結果をめぐり、ネット上で議論を呼んでいる。
この調査は2012年4月に入社した22歳から25 歳のビジネスパーソン500 名を対象に実施したもの。「自分は仕事ができると思いますか?」という質問に、「できると思う」と回答した人は8%にとどまった。「自信がない」点については、業界知識、商品知識、時事知識などの「ビジネス知識」が 68%、「コミュニケーションスキル」が57%、「マナー・接遇」が57%、「パソコンスキル」が47%などになったという。
この結果について、Twitter上では
「これです
昔からだけど自分が出切るだなんて過信してない
私が出切ることはその他大勢が出切る当たり前のことって思ってる」
「私も仕事できない感を痛感してます」
「自信なんてあるわけない。少しずつステップアップさせてくれ」
(すべて原文ママ)
と自分に照らし合わせて同意する声がある一方で、
「出来るとはなかなか言えないでしょ。自分でハードルあげたくないわ(  ̄▽ ̄)」
「仕事が出来るって、一体なんなんだろう。その答えが詰まってます」
(すべて原文ママ)
といった声や、
「一年やそこらで仕事出来るならベテランとか中堅どころはいらなくなるわ」
等々、入社2年未満ならまだまだこれからという見方も大きい。また、2ちゃんねる・ビジネスnews+板に立てられたスレッド「【調査】「自分は仕事ができる」と思う平成生まれは、わずか8%–トレンド総研」では、若手がそう思ってしまう背景として、
「企業が新卒にすら即戦力を求めるから
若手の能力が会社の要求値に全く追いついてないのは当然」
「新卒で即戦力の経験者を求められてるからな
自信がなくて当たり前だろう」
という見方をする人たちもいる。また、
「自分が出来ると思ったらそこで人生終了だよ」
「大切なのは向上心。
謙虚に素直に学ぶ姿勢があれば必ず良くなる」
という意見も。大切なのは、現在の自分が仕事のできる人間だと思うかどうかではなく、これからの将来に向けてひたむきに学び続ける姿勢だといえそうだ。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20131029-00032853-r25










