予防接種についての正しい知識や必要性について理解を深めてもらおうというセミナーが19日、新潟市で開かれ、小児科の医師が適切な時期に予防接種を受けて、感染症を防いで欲しいと呼びかけました。
新潟市内で開かれたセミナーには、乳幼児がいる保護者などおよそ60人が参加しました。
このなかで、小児科の医師で新潟大学大学院の齋藤昭彦教授は、「予防接種によって生じる副作用などのリスクは絶対にないとは言い切れないがそれ以上に感染症を防ぐ効果が高い」と説明しました。そのうえで齋藤教授は、「国が定めた定期接種だけではなく、任意の予防接種も重要だ。医師に相談しながら、リスクへの理解を深めた上で、適切な時期に接種して子どもを感染症から守って欲しい」と呼びかけました。
県内では、今年に入ってから今月13日までに風疹の患者の数が去年1年間の6倍を超えていることもあり、参加した人たちは、熱心に話を聞いていました。
参加した男性は、「もうすぐ子どもが生まれるので理解を深めるよい機会になりました。子どもには元気に育って欲しいので、しっかりと感染症の予防をしていきたいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035355411.html










