生活術の達人・スーパー主婦の知恵と力を借りて、暮らしのお困りごとを解決するシリーズ。
忙しい主婦にとって、大きな負担となってのしかかるのが毎日の食事の支度。
時短を目指してまとめ作りするのもしんどいし、かといってパパッと作れてもおいしくなければ本末転倒。簡単でおいしくて家族も喜ぶ方法はないか・・・という主婦のお悩みにお応えして、スーパー主婦が時短ごはんの極意をお伝えしました。
■秘技・ゆでるだけ
複雑な味に挑戦すると失敗しがち。まずは、シンプルで基本の「ゆでるだけ」を考えて、そこから自分なりの工夫を加えていくと失敗もなく、展開も広がります。
ゆでるときの極意は、塩と酒を加えること。普通の鍋(2リットルくらいまで)なら、塩ひとつまみ(小さじ5分の1)と酒大さじ1です。魚介類や野菜にお勧めです(野菜でもほうれんそうや春菊などの、アクを抜く必要のある物は除外)。
「ゆでるだけ」応用編:味の3トップ
(1)塩昆布
ゆでたキャベツに絡めるだけでおいしい一品になります。
さっとゆでたピーマンにからめた「ピーマンの塩昆布あえ」は、ピーマン嫌いの子どももこれなら好きになるという足立さんのお勧めの一品。
(2)しそのふりかけ
塩昆布とはまた違った味わいになります。ゆでたキャベツ・白菜などによく合います。
(3)鶏ガラスープ
鶏ガラスープの顆粒(かりゅう)を水カップ1に対して小さじ1の割合で加え、そのスープでゆでます。
キャベツの千切りを加えてキャベツスープ。これだけでもおいしいのですが、そこからウインナーなりコーンなりと、自分なりの工夫を重ねていけます。
「小松菜と豆腐のスープ」は、鶏ガラスープで小松菜をさっとゆで、木綿豆腐をそぎ切りにして加えただけ。最後にごま油を垂らして出来上がりです。
「ゆでるだけ」野菜にお勧めの簡単マヨネーズソース・『マヨカルト』
マヨネーズに1品加えて混ぜるだけで、おいしいソースになります。
足立さんお勧めの7品。
(1)海苔の佃煮
(2)キムチのもと
(3)ごま油
(4)いかの塩辛
(5)バジルソース
(6)みそ
(7)トマトケチャップ
参考書籍
・『かんたん が おいしい』(新潮社)
・『NHK「あさイチ」スーパー主婦の直伝スゴ技!』(新潮社)
出演者:スーパー主婦 足立洋子さん(苫小牧友の会)
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