[ カテゴリー:医療, 生活 ]

40代から要注意!あなたの知らないサルコペニア肥満~チェック法

高血圧になるリスクは女性で、2.3倍。糖尿病につながる危険因子の値は19倍。さらに、骨折、転倒、寝たきりになるリスクも格段に高まるという「サルコペニア肥満」についてお伝えしました。 サルコペニアとは、サルコが筋肉、ペニアが減少という意味で、サルコペニア肥満は、その筋肉の減少と肥満が合併した状態です。2つの要因がさまざまな病気のリスクをもたらします。筋肉の量は、20代をピークに、40代以降は年1パーセントの割合で減少していくため、特に40代から注意が必要です。40代以降では、サルコペニア肥満、もしくはその予備軍が4人に1人とも言われています。さらにこの肥満の怖いところは、気づかぬうちに進行していくこと。番組では、サルコペニア肥満になると起きる問題点、そして、対策として食事法や簡単筋トレについてお伝えしました。

■サルコペニア肥満のチェック法
サルコペニア肥満は、2つの項目でチェックできます。1つ目は、体格を表す指標「BMI」が25以上。2つ目は、体重に占める骨格筋(体を動かすことのできる筋肉で、筋肉全体の40パーセントにあたる)の割合「筋肉率」が女性で22パーセント未満。男性で27,3パーセント未満。その両方を満たす場合はサルコペニア肥満に該当します。BMIは、体重(キログラム)÷(身長×身長)(メートル)で計算できます。筋肉率は、市販の体組成計で計ることができます。骨格筋の筋肉率ではなく、筋肉量(骨格筋と平滑筋と水分量を含んだ値)を測定するものもありますので、確認下さい。目安にした数値は、サルコペニア肥満の専門家・久野譜也さんの研究データをもとにしています。

筋肉率が測定できない場合に、簡単に筋力の低下をチェックする方法もご紹介しました。(1)片足立ちで靴下がはけるかどうか、(2)いすに座り、片足で立てるかどうか、(3)片足立ちで60秒キープできるかどうか。1つでも当てはまる場合は、下半身の筋力が低下している可能性があります。

■サルコペニア肥満のリスク
筋肉の減少は、転倒、骨折、寝たきりなどのリスクがあります。肥満は、糖尿病、脳卒中、心疾患などのリスクがあります。サルコペニア肥満の場合、筋肉の減少が拍車をかけ、生活習慣病のリスクをさらに高めてしまいます。中でも、血糖値の上がりやすさは、健康な人を1とすると、肥満の人が13倍、サルコペニア肥満の人が19倍になります。

番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。

NHK「あさイチ」2013年7月18日放送分

http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/medical/asaichi-20130718-a-001.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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