原子力規制委員会の専門家チームは27日、国内で唯一運転中の関西電力大飯原子力発電所(福井県)で、敷地内の断層(破砕帯)の3回目の現地調査を始めた。
関電は、活断層ではないことを示す証拠が見つかったと発表しており、調査結果が注目される。
焦点の破砕帯「F―6」は、重要施設「非常用取水路」の下を横切るため、もし活断層ならば、稼働中の3、4号機は9月の定期検査入りを待たずに運転停止を迫られる。しかし、昨年11月と12月に現地調査を行った島崎邦彦委員長代理ら5人の専門家チームは、活断層かどうかの判断にはデータが足りないとして、敷地南部に新たな調査用の溝(トレンチ)を掘るよう、関電に指示していた。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/medical/20130727-567-OYT1T00398.html










