県内のコシヒカリはおおむね順調に育っていますが、地域によっては、今後、猛暑による栄養不足が心配されることから、県などは肥料の追加や適切な水の管理を呼びかけることになりました。
新潟県は、県内全域で稲の育ち具合を調査していて、26日は、県や農協などの担当者が会議を開き、今後の稲の管理について検討しました。このなかで、県の担当者がことしの5月中旬から今月初めにかけて気温が高い日が続いたことや、このところの大雨で土の栄養分を吸収したことで稲の丈が基準よりも伸びているものの、おおむね順調に育っていると説明しました。そのうえで、今後の稲の管理について検討し、地域によっては、猛暑による栄養不足が心配されることから、穂が出る10日前を目安に追加の肥料を与えることや、根の活力を保つためにしっかりと水を与えるよう、農家に呼びかけていくことになりました。
県で米の品質管理を担当する小林巧参事は、「秋の収穫につながるように肥料や水の管理をしっかり行えるよう地域に応じて適切な情報を提供していきたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033290621.html?t=1374886617836










