シェールガス、投資話にご用心 詐欺急増「勧誘断って」
国民生活センターは9日、米国のシェールガスや、メタンハイドレートの開発・生産への投資話を装う詐欺が増えているとして、「勧誘は早めにきっぱり断ってほしい」と注意を呼びかけた。全国の消費生活センターへの相談は昨年4月~今年4月で328件を数え、特に昨年10月以降急増しているという。
60代女性の場合、シェールガス採掘会社を装う差出人から、1年後に6~8%の分配金があるとする「施設運用権」の案内がダイレクトメール(DM)で送られてきた。続いて「運用権はDMが届いた人しか買えない。謝礼を払うので代わりに買って欲しい」と依頼する電話があり、約900万円を送ったという。
国民生活センターは「シェールガスにかかわる債権を個人に売る事業の存在は確認できない。誘い文句をうのみにせず、各地の消費生活センターに相談してほしい」と話している。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201305090344.html










