東日本大震災への支援の感謝と復興への心意気を示そうと宮城県の警察共済組合が発売した日本酒「警魂(けいこん)」(720ミリリットル、1500円)が人気だ。販売予定は300本だったが、1月の発売から1000本近くを売り上げた。
震災で被害を受けながら再開した同県大崎市の酒蔵「一ノ蔵」の県内流通品である特別純米酒を使用。警察官の制服の色を基調にした紺色のラベルに、復興をイメージする曙光(しょこう)をあしらった。
組合が運営する宿泊施設「パレス宮城野」(仙台市青葉区)で売られ、「他県から応援に来た職員がお土産や贈答品に買うことが多いです」と支配人の熊谷憲悦さん(52)。4月以降は大吟醸など種類を増やし、「警察魂」を幅広く伝えるつもりだ。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130224/trd13022400360000-n1.htm