佐渡市に来月オープンするトキを間近に観察できる施設で、飼育しているトキが、人の姿に驚いてけがをしたことから、施設のケージに目隠しのすだれを取り付ける工事が行われています。
来月、佐渡市にオープンする「トキふれあいプラザ」で今月2日、観察用のケージの中にいたトキが視察に訪れた人の姿に驚いて飛び立った際、ほかのトキにぶつかり、けがをしました。
このため、佐渡市はトキから人の姿が見えないようケージに目隠しのすだれを取り付ける工事を行っています。
すだれは高さ5メートル40センチ、幅約14メートルに渡ってケージの内側から取り付けられ、工事は24日には終了する予定だということです。
この施設では、トキを間近で観察できるよう、施設内や通路の窓に特殊なガラスが使われ、トキからは人の姿が見えない仕組みになっていますが、ケージ内の高さ3メートル40センチの止まり木からは、施設に入って来る人の姿が見えていました。
佐渡市農林水産課の坂田和三トキ政策主幹は「状況を見てトキをケージに移して人の気配になれてもらい来場者楽しんでもらえる施設にしたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035599331.html?t=1361637303863










