新年を前に、佐渡市では地元の人たちが、高さ5メートルもある特大の門松を飾りつけました。
この特大の門松は、佐渡市の吉住地区の人たちが交通安全や新年の豊漁を願って毎年、年の暮れに作って、地区に入り口の道路の脇に飾っています。
23日は、門松に使う直径20センチほどの竹を、近くの山から切り出し、4人がかりで竹を押さえ、先端を斜めに切りそろえました。そして竹を3本1組に組んで土台となるドラム缶に入れてしっかりと固定したあと、松の枝やユズリハ、それに赤い実が付いたナンテンなどを飾りつけました。
作業を始めてから3時間ほどかけて高さ5メートルあまりの特大の門松がようやく完成しました。
作業を行った吉住地区の三好正重さんは「よい年が迎えられるよう完成できて喜んでいます。来年は、健康で元気な1年になって欲しいです」と話していました。
特大門松は夜になると、通行する人たちの道しるべになるよう先端部分にライトが取り付けられていて点滅する仕組みになっているということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034359481.html?t=1356363627895