猛暑が続く今夏、部活動中に熱中症で救急搬送される中・高校生が相次ぎ、死亡するケースも出ている。
暑くても夏場の体力づくりはどのスポーツでも重要。学校関係者は練習の成果を上げ、同時に熱中症も防ぐため注意を払っている。
山形市の県立高校で7月28日、ラグビー部2年の男子生徒(17)が部活動中に倒れ、2日後に死亡した。教頭によると、生徒は午前9時半頃から坂道を繰り返し駆け上がる練習をしていたが、約1時間20分後に顧問教諭が生徒の顔が青ざめているのに気づき、119番した。
ラグビー部は全国大会の常連だが、これを受けて当面の活動を休止した。教頭は「坂道は木陰になっており、水や氷を準備して熱中症対策はとっていたつもりだった」と肩を落とす。
新潟市秋葉区では同28日、新潟県立高の野球部員(16)が部活動でランニング中に倒れ、翌朝死亡しているのが見つかった。新潟県湯沢町でも同29日、県立高の山岳部員(17)が下山中に意識不明の重体となり、その後死亡した。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/education/20120818-567-OYT1T00693.html










