春の火災予防運動にあわせて、小千谷市で、小学生が1日消防署長になって火事に気をつけるよう呼びかけました。
春の火災予防運動は、空気が乾燥し、火事が起こりやすい季節を迎える毎年、この時期に行われています。
このうち、小千谷市では、2日、千田小学校6年の新保怜央くんと新保澪さんが1日消防署長に任命されました。
2人は、ショッピングセンターで、火事が起きたという想定で、消防車の放水訓練を指揮しました。
そして、店を訪れた人たちに、火事が起きたらすぐに119番通報をするよう呼びかけるメッセージが入ったティッシュと花の種を手渡しました。
1日消防署長を務めた新保澪さんは「火をつける時は、火から目を離さずに、火事にならないように気をつけてほしいです」と話していました。
新潟県によりますと、ことし2月までに、県内の火事で死亡した人は13人と、去年の同じ時期に比べて4人増えています。
この中では、火事に気がつくのが遅れて、逃げ遅れた人もいると見られていて、県内の各消防本部では、逃げ遅れを防ぐために、住宅用の警報器を設置するなど火災予防を呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033527661.html