新潟県小千谷市は安心安全なまちづくりの推進のため、福島県南相馬市と25日、茨城県日立市と26日、小千谷市役所でそれぞれの市長を迎え、災害時の相互応援協定を締結する。
南相馬市とは東京都杉並区が主宰する「自治体スクラム支援会議」のメンバー同士で、東日本大震災で小千谷市が南相馬市を重点的に支援した。日立市は中越地震の際に小千谷市が支援を受け、逆に東日本大震災で被災した日立市を小千谷市が支援するなど関係が深い。
東北地方に位置する南相馬市と北関東にある日立市は小千谷市と遠く離れ、大規模災害時でも同時に被災する可能性が低いとみられ、県境を越えた広域支援が期待できるため協定締結の運びとなった。
協定は災害時に必要な資機材の提供、職員の派遣、被災者を一時受け入れるための施設の提供やあっせんなどを定めている。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121206/ngt12120619380006-n1.htm