関川村の小学校でタブレット型の端末を使った授業が行われ、教育関係者に公開されました。
関川村の関川小学校では昨年度からタブレット型の端末を利用した授業を行っていて、5年生の算数と理科、それに社会の授業で児童たちが端末を使いながら学んでいます。5日は授業が県内の教育関係者に公開され、このうち、算数の授業では長方形や平行四辺形などの図形の面積の求める際に、子どもたちは端末の画面に表示された図形をマウスを使って切った
り貼ったりしながら、公式の仕組みについて学んでいました。
児童の1人は「端末を使うと、図形が立体的に見ることができ授業も楽しくなりました」と話していました。授業を行った宮地聡子教諭は「実際に図形を分解して図形の公式を筋道をたてて考えることで、暗記ではなく、知識につながる。タブレット型端末の活用で子どもたちの関心や興味が高くなっていると感じている」と話していました。関川小学校では来年度までの学習効果を検証したうえでタブレット型端末を授業に正式に導入するかどうか決めることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033679221.html