感染性の胃腸炎の集団発生で学校の休校や学年閉鎖が相次いでいる上越市で、5日新たに2つの学校で200人近くの児童や生徒が
おう吐や下痢などの症状を訴え、それぞれの学校は6日から休校することになりました。
上越市によりますと、板倉区の
板倉中学校では、生徒127人がおう吐や下痢などの症状を訴え、5日欠席したほか、近くの針小学校でも児童69人が同様の症状を訴えて欠席しました。
それぞれの学校では、6日から4日間休校することを決め、新潟県は、感染性の胃腸炎が集団で発生した可能性があるとみて調べています。
上越市では、先月からこれであわせて6つの小学校と中学校で、子どもたちが相次いで胃腸炎を訴え休校や学年閉鎖になっていて、症状が重く入院した子どももいるということです。
ことしはノロウイルスなどの感染性の胃腸炎の患者が、全国でこの5年間では最悪のペースで増えていて、県や上越市は、うがいや手洗い、校内の消毒など予防を徹底するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033978081.html?t=1354718933573