最近、若年層を中心に朝の洗顔を水やお湯だけで済ませる人が増えているそうです。朝はそんなに顔が汚れていないからとか、朝の汚れは水やお湯でも落とせる、洗顔料を使うと肌が乾燥するといったことが理由のようです。
しかし、皮脂は寝ている間も出ています。その一部は時間とともに変性し、それが肌への刺激となって、ニキビ、肌荒れ、毛穴の目立ちといった形で悪影響を及 ぼすこともあるのです。こうした皮脂汚れは水やお湯では落としきれないため、洗顔料を使って、しっかりと落とすことが大切。乾燥が気になる人は、肌のうる おいを保って汚れを落とす洗顔料もあるので、使ってみてはいかがでしょうか。
それでは洗顔のポイントを紹介しましょう。まず、顔全体を十 分にぬらします。次に適量の洗顔料を片手に取り、手のひらで山盛りになるくらいに泡立てます。何度か水を含ませながら泡立てると、徐々に泡が増えます。そ の泡を顔全体に広げ、顔の丸みに手を沿わせながら、大きく円を描くように動かします。額・鼻・顎も指先でこすらず、指の腹で泡を転がすように洗いましょ う。忘れがちな小鼻やフェースラインもしっかりと泡をつけましょう。
顔全体に泡が行き渡ったら、ぬるま湯で10回以上すすぎます。手をクロスさせ、反対側のフェースラインを洗い流すと、すすぎ残しがちなこめかみまでしっかりと洗いやすくなります。また、最近は泡で出てくるタイプの洗顔料もあるので、忙しい朝にはお勧めですよ。
洗顔料を使って、しっかりと洗顔することもスキンケアの一つです。毎朝、きちんと洗顔し、暑い季節も美しい肌で過ごしたいですね。(花王 生活者コミュニケーションセンター)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140821/trd14082109300004-n1.htm










