料理の下処理が面倒!そんな主婦のみなさんを苦しめているのが「皮むき」ではないでしょうか。
今回はそんな「皮むき」の悩みを解決するスゴ技を一挙ご紹介します。
特に悩みの多いのが「じゃがいも」、「里芋」、「くり」・・・などなど。実はある技を使うと、「じゃがいも」も「里芋」もツルンとむけてしまうのです。しょっちゅう使う「にんにく」も、わずか10秒あることをするとスポンと皮から飛び出します!それだけじゃありません皮むきが大変な「イカ」はあるものに3分つけるとツルンとむけます。そして意外に大変なのが「ゆで卵」の殻むき。新鮮な卵ほど殻をむくときに身がひっついてしまいます。そこであるモノを使って殻に細工をしておくと、ゆであがりで見事に殻がツルンとむけます。ほかにも桃やぶどうを美しくむくプロの驚きの技など、目からウロコのスゴ技をお伝えしました。
■Q2 道具を使った超簡単皮むき
しょうがの超極薄皮むき
1.飲料用のアルミキャップで力を入れずにこすると、まるで、かつお節のように極薄に皮がむけます。
キャップは、セロリやアスパラの筋取りにもオススメです。
例えば、セロリにはかたい筋がありますが、ピーラーだと削れ過ぎてしまうこともあります。
けれど、キャップの端は刃物ほど鋭くないので、削れ過ぎてしまうことはありません。
表面だけをこそぐように、極薄にむくことができるんです。
ゆで卵の殻がツルンとむけるスゴ技
新鮮な卵でゆで卵を作ると白身と殻がくっついてむきにくい場合があります。
そんなときは、卵をゆでる前に、割り箸で小さなヒビを入れておくとツルンとむけるんです。
ヒビを入れるのは、とがったほうとは逆の丸いお尻の中心です。
卵のお尻側には気室と呼ばれる空気の部屋があります。
だから、この部分にヒビを入れても、薄皮には傷がつかず白身が出にくいんだそうです。
実は、ゆでている間に、ヒビから二酸化炭素が出ていくので殻がよりむきやすくなるんです。
新鮮な卵の白身には、二酸化炭素が多く含まれています。
そのため、熱が加わると、二酸化炭素がガスを発生させどんどんと白身がふくらむんです。
すると、小さな網目状をした薄皮にビッチリと張り付き、まるで、無理やり網タイツをはいた状態に!
そのまま白身が固まってしまうため、殻がむきにくくなると考えられるんです。
<取材協力>
浅尾貴子さん(女子栄養大学 助教/管理栄養士)
浅尾貴子著「女子栄養大学 あさおたかこ先生の一生太らない朝ごはん」マキノ出版ムック
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