フランス産の新酒ワイン「ボジョレ・ヌーボー」が今月21日に解禁されるのを前に、初荷が5日早朝、日航の旅客機でパリから羽田空港に到着した。
輸入販売元サントリーワインインターナショナルによると、同社の初荷は約4トン(約3千本)。解禁日までに750ミリリットルのボトル換算で100万本超を、新千歳、成田、羽田、中部、関西、福岡の6空港に空輸し、全国の小売店や飲食店へ出荷する。
今年は5月の天候不順でブドウの開花が遅れたが、果実の成長に重要な夏の天候は良く、小粒だが味の濃いブドウが収穫できたという。業界全体の輸入量は昨年並みの約880万本となる見通しで、小売価格は1本2400円前後という。
同社広報担当者は「豊かな香りと凝縮感のあるフルーティーな味わいに仕上がった」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131105/trd13110508420005-n1.htm