北朝鮮による拉致被害者家族会と支援組織「救う会」などは16日、東京・日比谷公会堂で拉致問題の解決を訴える「国民大集会」を開いた。
会場には安倍首相も駆けつけ、「すべての被害者家族が子どもや親族を自らの手で抱きしめる日が来るまで、(政権の)使命は終わらない」と、拉致問題解決への決意を語った。
主催者発表で約1200人が参加。家族会の飯塚繁雄代表(75)は、政府に「(北朝鮮との間で)解決の糸口を見いだし、制裁による圧力をかけながら、交渉の機会を探ってほしい」と注文。横田めぐみさんの母・早紀江さん(77)は「何の罪もない青年たちが突然消えて、いまも多くの親子が悲しんでいる。今年、来年の間に大きく進展することを期待する」と語った。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/education/20130916-567-OYT1T00493.html