猛暑が続く中、野菜や果物でジュースを作れるミキサーやジューサーが人気を集めている。生のままでは食べにくい野菜も、ジュースにすれば手軽に栄養を取れるとあって、美容や健康を意識する女性に支持されているようだ。
パナソニックは、2013年4~6月にミキサーの販売台数が前年同期比7割増えた。広報担当者は「凍らせた野菜と果物を混ぜた『スムージー』を飲むダイエットが話題になり、市場が活性化している」と話す。また、家電量販大手のビックカメラでは、食材を真空状態で混ぜ、栄養素を酸化しにくくするテスコム(東京)製のミキサーが売れ筋で、指名買いする客も多い。
ミキサーとは違い、ジュースと搾りかすを自動で分離するのがジューサーだ。調査会社のGfKジャパン(東京)によると、家電量販店でのジューサーの販売台数は13年上半期に同11%伸びた。
市場をけん引しているのは、石臼のようにゆっくりと食材をすりつぶす低速タイプで、栄養素が壊れにくいのが特徴。シャープの「ヘルシオ ジュースプレッソ」は実勢価格が2万円台半ばとやや高額だが、「計画を上回るペースで生産を続けている」(シャープ広報担当者)状況だ。
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