水をたくさん飲むことが美容や健康、ダイエットにいいのはもはや常識。でも、コーヒーで水分補給しようとすると……逆効果です!
【コーヒーやめて改善できる5つのこと】
1日に4杯以上のコーヒーは、身体の水分を奪い、健康に悪影響を及ぼすことが分かりました。
これは、カフェインの影響によるもの。カフェインは強い利尿作用をもつため、せっかく水をたくさん飲んでも、尿になってどんどん排出されてしまうのです。
この結果、血液など身体をめぐる水分と電解質のバランスが悪くなったり、流れが悪くなります。さまざまな病気の原因になるほか、汗をかきにくくなり、運動のパフォーマンスも落ちてしまうことが分かっています。
じゃあ、美容や健康のためにはコーヒーはやめた方がいいの?いえいえ、ご安心ください。
カフェインと体内の水分、運動能力の関係について1980年から研究してきたローレンス・アームストロング学者によると、1日の摂取量が多くなければ、カフェインの脱水作用の影響はほとんど受けないのだそうです。こういった影響を与えるのは1日500mg以上のカフェイン、コーヒーなら4杯相当だということです。
また、日常的にカフェインを摂取している人は、カフェインへの耐性ができ、影響を受けにくくなることが分かっています。ただし、利尿作用には耐性がついても、睡眠の妨げや不安、神経過敏など他のカフェインの影響は受ける可能性があります。また、コーヒーだけでなく紅茶、栄養ドリンクやコーラなどもカフェインを含むので、飲む量には注意してくださいね。
※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。
参考:Can Caffeine Cause Dehydration?
http://www.livestrong.com/article/502339-can-caffeine-cause-dehydration/
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-541181.html