8日午後、新潟県魚沼市の鳴倉山で、パラグライダーをしていた男性が地上から60メートルから100メートルほどの高さの送電線に引っかかり、およそ4時間、宙づりになっていましたが、午後7時半ごろに救助され、けがはありませんでした。
8日午後3時すぎ、新潟県魚沼市の鳴倉山で、パラグライダーをしていた新潟市北区の保険業、田辺久夫さん(63)が、送電線に引っかかっているとパラグライダーの全国大会・「鳴藏カップ」の関係者から消防に通報がありました。警察によりますと、田辺さんのパラグライダーは、地上から60メートルから100メートルほどの高さにある鳴倉山の送電線に引っかかり、およそ4時間宙づりになっていましたが、午後7時半ごろに、東北電力の作業員が電気を止めた送電線を伝って田辺さんを救助しました。
田辺さんにけがはないということです。
田辺さんは、「鳴藏カップ」のスタッフとして山頂付近で運営に当たったあと、ほかのスタッフといっしょに、パラグライダーで、下山する途中だったということです。現場付近は、当時、ほとんど風が吹いていなかったということで、警察で、パラグライダーが送電線に引っかかった詳しい原因を調べています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035168042.html?t=1370728518413