去年、新潟市で県立高校の男子生徒が野球部の部活動中に熱中症で死亡したのは、学校側が安全管理を怠ったためだとして、生徒の両親が学校を管理する新潟県に損害賠償を求めている裁判で、県は適切な指導は行われていたと主張し、争うを姿勢を示しました。
去年7月、新潟市秋葉区の公園で県立新津高校の1年生の男子生徒が野球部の練習でランニングをしている際、熱中症で死亡し、当時の監督などは倒れた生徒に気づかないまま練習を終え生徒は次の日、遺体で発見されました。
9日は、生徒の両親が学校を管理する県に安全管理を怠ったとして8400万円あまりの損害賠償を求めた裁判が新潟地方裁判所で開かれ、県は▼監督は部員に対して体調不良の場合にはランニングを中止することや▼必ず給水することなどを伝えていて、適切な指導は行われていたと主張し、争う姿勢を示しました。
次の裁判は7月4日開かれる予定です。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034451421.html?t=1368106384301