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県、空港活性化に本腰 直行バス、長岡市を追加 新潟

利用者の減少が続く新潟空港(新潟市東区)に明るい兆しが見え始めた。空港アクセスの改善に取り組む県は、来春にも空港と上越市との間で実施している直行高速バスの運行実験を拡充し、長岡市も加える方針を決めた。空路拡大でも、10月に新潟-福岡便で新規参入した静岡空港を拠点とする地域航空会社「フジドリームエアラインズ(FDA)」に、新潟発を午後から乗客増が見込める午前への変更や名古屋(小牧)便の開設を促すなど、対策の強化に乗り出している。

直行高速バスの運行実験は、公共交通機関で新潟空港に行くにはJR新潟駅まで来て、空港リムジンバスか路線バスに乗り換える以外に手段がないことから、アクセス改善を目的に10月中旬に始まった。

現在、1日2往復で実験運行している上越(高田駅前・直江津駅前)と新潟空港を結ぶ直行高速バスは来年3月までの予定だが、4月以降も継続する。

これに合わせて実験を拡充し、新潟市に次いで2番目に人口が多い長岡市(長岡駅)と空港を結ぶ直行高速バスの運行も始める。県空港課によると長岡発の朝1便、空港発の夜1便に加え、昼間帯の1往復の1日2往復を計画。5月の大型連休までに運行を開始したい意向だ。柏崎市や福島県会津若松市を結ぶ路線の検討にも着手するなどアクセス改善に注力する。

一方、FDAは3月25日以降、福岡便で、新潟発を午前に切り替え、現在、同路線でほぼ同時間帯を運航している全日本空輸(ANA)との差別化を図るとともに、日本航空(JAL)が3月に撤退した名古屋便の就航を検討する。

新潟空港の利用者数は平成21年度に100万人を割り込み、22年度に92万人にまで落ち込んだ。今年度も東日本大震災の影響で減少するとみられ、県は来年度の反転を目指して空港活性化への取り組みを強化する。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/111223/ngt11122302190001-n1.htm

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