▽▲ (食物アレルギーをお持ちの方向け)外食・中食を利用するときに気をつけること ▲▽
容器包装に入れられた加工食品は、食品表示法により、食物アレルギーの原因となる8品目のアレルゲン(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生)の表示が義務付けられています。
一方で、外食や中食(※)では、食物アレルギーに関する情報提供が義務付けられていません。
消費者庁では、食物アレルギーの患者さん、ご家族の方向けにリーフレットを作成し、外食・中食を利用する際の注意事項をまとめています。その中から外食・中食を楽しむときに気をつけるべきポイントをいくつか紹介します。
※ 中食:あらかじめ容器包装されずに販売される弁当や総菜等の店頭での対面販売
(1)アレルギー情報の確認は、食物アレルギーに詳しい店員さんにしましょう
外食・中食では店員の入れ替わりが早いこともあるため、食物アレルギーの確認は、食品衛生責任者など、食物アレルギーの知識がある方に聞きましょう。
(2)食物アレルギーであることをきちんと伝える工夫をしましょう
注文を受ける店員さんと調理人とは別であることが多いです。調理人にもきちんと情報が伝わるよう、口頭ではなく、消費者庁が作成した食物アレルギーコミュニケーションなどを利用して確認しましょう。
○消費者庁「食物アレルギーコミュニケーションシート」
(3)お店では調理中にアレルゲンが混入することがあります
外食・中食でアレルゲンの意図しない混入(コンタミネーション)を完全に防ぐことは困難です。外食・中食の利用は慎重に判断をしましょう。
その他のポイントや食物アレルギーに関する情報は、消費者庁HPをご覧ください。