■市職員の還付金電話! それは詐欺かも!?
[日時] 9月5日(木)午前中
[場所] 古正寺、南町
[内容]
市内在住の高齢者の自宅電話に、
はじめに、市職員になりすました犯人から連絡が入り、
・医療費の還付金がある
・キャッシュカードのある銀行でも手続きができる
等の説明を受け、話の流れの中でキャッシュカードの“暗証番号”を教えてしまった。
その後、
市内の金融機関の職員になりすました別の犯人から、手続き進めるにはキャッシュカードの交換が必要との電話があり、続けて、
自宅を訪ねてきたもう一人の犯人(20代の若い男性)にキャッシュカードを渡してしまった。
犯人グループは、キャッシュカード受取り後すぐに多額の現金を引き出し、高齢者2名に総額150万円の被害を与えたもの。
■市職員を騙る犯人Aの電話
犯人A:
「医療費の還付金があります。」
「窓口に来られなければキャッシュカードをお持ちの銀行などで手続きができます。」
「どちらの銀行ですか?」
高齢者:
「○○銀行です」
犯人A:
「○○銀行であれば大丈夫です。キャッシュカードで手続きが可能です」
「銀行のほうに連絡しておくので、キャッシュカードの暗証番号を教えてください」
高齢者:
「(暗証番号)です」
犯人A:
「それでは後ほど銀行から電話が行くと思いますので、よろしくお願いします。」
■○○銀行行員を騙る犯人Bの電話
犯人B:
「○○銀行です。長岡市から話を聞いております。」
「医療費の還付金をキャッシュカードでお手続きしたいとのことですが、実は、手続きを進めるにはキャッシュカードを交換する必要があります」
「当行の行員が後ほどキャッシュカードを受け取りに行きますので、渡してください」
高齢者:
「分かりました」
※
午前に市役所の職員を騙る犯人より電話が入ってから、銀行の行員を騙る若い男にキャッシュカードを渡すまで、その間わずか数時間。高齢者に一息つかせず、深く考える間もなく犯行が行われました。
午前に市役所の職員を騙る犯人より電話が入ってから、銀行の行員を騙る若い男にキャッシュカードを渡すまで、その間わずか数時間。高齢者に一息つかせず、深く考える間もなく犯行が行われました。
[防犯対策]
●詐欺電話には電話対策
留守番電話設定や犯人の声を録音する「防犯機能付き電話機」を活用しましょう。
⇒留守番電話だ!防犯機能付きだ!と気が付くと、犯人は犯行をあきらめて電話を切ります。
●キャッシュカードや現金を渡さないでください。
金融機関などの職員が自宅に来てキャッシュカードを取り替えますは、詐欺です。
●一呼吸おいて、まずは相談
還付金手続きにキャッシュカードが出てきたら詐欺電話です。
自宅に来てくれるから助かると思って、不用意に電話で受け答えしないでください。
まずは長岡警察署「38-0110」に、すぐに相談。
長岡市ホームページ
「詐欺電話、詐欺ハガキ等が来た場合、チェック、相談」