総務省消防庁は5日、6月27日~7月3日の1週間に、熱中症で2847人が救急搬送され、うち6人が死亡したと発表した。いずれも速報値。前週(6月20~26日)の搬送者数865人の3倍以上で、1週間当たりでは今年最多となった。
死者が出たのは、北海道、石川、大阪、和歌山、岡山、愛媛の6道府県。搬送者のうち、65歳以上の高齢者が47.4%と、半数近くを占めた。都道府県別の搬送者数は、愛知(239人)が最多で、大阪(209人)、東京(198人)の順だった。
同庁は「梅雨明け前後の時期は体が暑さに慣れていないので、十分注意してほしい」としている。
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