長岡市宮本町3の雪国植物園では、日が暮れると無数のホタルが飛び交っている。15日もゲンジボタルとヘイケボタルが共演。明滅の間隔が異なる2種類の淡い光が里山を彩った。17日からは夜間も開園し、観賞会「ホタルの夕べ」を開く。
同園には約2千匹のホタルがいるという。荒れ山を整備し始めた30年ほど前には数えるほどしかいなかったが、幼虫の餌となるカワニナの生育環境を整えるなどした結果、徐々に増えた。
ことしは6日から飛び始めた。ゲンジボタルは複数が同時にゆったりとした間隔で光り、ヘイケボタルは頻繁に明滅する。大原久治園長は「2種類のホタルを見比べ、光る様子を味わってほしい」と話した。
「ホタルの夕べ」は午後7時~7時30分受け付け。生態についての解説もある。7月3日まで。入園料は大人400円、小中高生50円。










