SKYMAXです。
5~6月になると、夜半過ぎに夏の星座が夜空を覆いつくします。
巨大な天の川が天を二分して流れる様子は圧巻です。
梅雨入り前のこの時期が長岡では、一番よく晴れて、星空の美しい季節です。
夜更かしされた時は、星空を見上げてはいかがでしょうか
4月4日、土曜日に皆既月食があります。
夜のまだ早い時刻の月食です。
午後7時14分からかけ始めます。
皆既食は午後8時54分~午後9時6分。
午後9時0分に食が最大になります。
午後10時45分には皆既月食は完全に終了します。
翌日は日曜日でもあり、ご家族でご覧になるのに最適な皆既月食です。
肉眼でも楽しめますが、双眼鏡があると更に楽しめると思います。
春とはいえ、まだまだ夜は冷え込みます。
真冬並みの暖かな服装でお楽しみくださいね。
※このシュミレーション画像は『ニコン星空案内』より引用させて頂きました。
【AFP=時事】アマチュア天文愛好家らが火星上空の高高度で発見した奇妙な雲状のプルーム(煙流)により、火星大気の組成に関する謎が深まっているとの研究論文が、16日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。
この現象は2012年3月12日、火星上の「明暗境界線」上空で観測された。明暗境界線とは、星表面の光が当たっている部分と当たっていない部分の境目。
スペイン・バスク大学(University of the Basque Country)のアグスティン・サンチェス・ラベガ(Agustin Sanchez-Lavega)氏率いる研究チームが発表した論文によると、1つ目のプルームは、約10時間かけて形成され、その約11日後に消えた。その間、プルームの形状は次第に変化し、「2つの丸みを帯びた突起物」から複数の柱状になり、最終的には合体して1本の「指」の形になったという。
2つ目のプルームが出現したのは2012年4月6日。ほぼ同じ場所でみつかり、約10日後に消えたとされる。
これら2つのプルームは、南北および東西の方向に500キロ~1000キロの範囲で広がっていた。
論文によれば、これらのプルームは火星南部の起伏の多い高地の一部、キンメリア大陸(Terra Cimmeria)上空、高度約200~250キロに達する高高度に出現したという。
火星では現在、水と火山活動の痕跡を探すための詳細な探査が行われている。理論上、この2つの要素をめぐっては、何らかの形の生命を育んだ可能性があるとされている。
これまでにも、塵(ちり)や氷の結晶でできた雲は火星上空でたびたび発見されている。だが、それらの雲はすべて100キロより低高度で形成されたもので、今回のように広範囲に及ぶ雲が発見されたのは初めてだ。
論文は、プルームが水や二酸化炭素(CO2)の微粒子でできている可能性があるとしながら、一方で、太陽からふきつける粒子が地球磁場に衝突して地球大気中で発光する「オーロラ」に似た現象が起きている可能性にも触れている。
キンメリア大陸には、局地的で強力な磁場を持つ「帯状地」が存在することが、火星周回科学探査機による過去の観測で示唆されている。もしこれが正しければ、火星の「オーロラ」は、地球のオーロラの1000倍と驚くほど明るくなると思われる。
だが「どちらの説明も、火星上層大気に関する現在の理解に反している」ことを、研究チームは認めているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150217-00000008-jij_afp-sctch
SKYMAXです。
実は今月の20日未明、火星にサイディング・スプリング彗星が大接近しました。
一時は激突する可能性が指摘され、世界中の天文台が注目していました。
10月20日未明、火星のすぐ近く、僅か14万kmを 直径50km(推定)の彗星が通過したのです。
かつて地球でも、直径数十kmの隕石の衝突により恐竜などが絶滅したことがありました。
それが今の火星で起きる可能性があったのです。
この画像は、火星にサイディング・スプリング彗星が接近している様子を撮影したものです。
西の空低い火星のすぐ近くに淡い彗星の姿が確認出来ました。
八方台の山頂から、無事に火星のすぐ近くを通過する彗星の姿を捉えたとき、私は感無量でした。
幸いにも、サイディング・スプリング彗星の火星への大接近は無事に終わりました。
何事もなかったかのように彗星は火星から離れていきました。
私たちが予期しない災害をよく『青天の霹靂』と言います。
太陽系には無数の小惑星や彗星があります。
毎日沢山の微小な天体が地球に降り注いでいますが、数年に一度、小惑星が地球に大接近しています。
日本でも専門家が日夜小惑星を捜索して、軌道を計算しています。
まだ 専門の研究機関から、社会に警報が発せられたことはありませんが、私はいつかそんな日がくると確信しています。
幸いなことに、地震とは異なり、天体の姿を事前に捉えることがある程度は可能です。
危機は予知可能なのです。
日本は小惑星の発見数は世界中でもトップグラスです。
日本は欧米との位置関係から重要な観測地です。
しかし、中国・韓国はこのような分野への貢献意識が低いのが実態です。
過去にアジア地域から発見された小天体のほとんど全てが日本で発見されています。
中越地震や東日本大震災の発生した日が近づくと、マスコミは地震への警鐘を鳴らします。
それはもちろん大切ですが、地球外からの脅威にも真剣に取り組むべきです。
地震と異なり、被害は世界規模に及ぶからです。
生命の大量絶滅に繋がるからです。
しかし、幸いなことに、小天体は軌道が計算可能なのです。
・・・発見さえ出来れば。
SKYMAXです。
もうすぐ、中越地震から10年になります。
もう、地震災害の爪痕はほとんど落ち着いたかに見えます。
本当はどうなのでしょうか?
鏡のように平らな新潟平野。
太平洋側のような地震も少なく、海岸線は穏やかな砂浜が広がる・・・
それが私たち新潟県民の想い描く新潟県の風景ではないでしょうか?
では、そんな新潟県にどうして、日本最大級の埋蔵量の石油や天然ガスが眠っているのか?
それは新潟平野の直ぐ下に、大陸からのプレートが大陸棚を押して形成された摺曲山脈があるからです。
地層の摺曲部分に石油や天然ガスが貯まっているのです。
柔らかい地層が押されれば摺曲するだけで済みますが、押される地層が固ければそこに断層を生じます。
これが新潟県の近くで起きる地震の基本的な仕組みです。
太平洋側の地震が沖合いの海溝付近で発生するのに比べ、新潟県の地震は比較的沿岸~内陸部に震源域があります。
これは津波の到着時刻が太平洋側に比べて桁違い早くいことを意味します。
しかも平坦な新潟平野は三条付近迄も津波の到達した記録があります。
東日本大震災の津波避難の体験談などは参考にすべきでほありません。
新潟県の津波到達時間は短いのです。
新潟県では先ずは『垂直避難』だと思います。
新潟県では液状化の危険性が高いことも特徴です。
新田とか、谷地等の地名は、かつての沼地を意味します。
液状化のリスクを十分に考慮すべきだと思います。
この本は中越地震の数年前に出版され、長岡の地震の可能性を的確に予言しています。
中越地震、中越沖地震が発生して、新潟県はひとまず地震の危機は去ったと思われがちです。
しかしそんなことはありません。
新潟県には日本最大級の原発があります。
たとえ停止したとしても、原子炉の中には燃料棒かあります。
核廃棄物があることにはかわりありません。
私たちに先ず必要なのは、原発の是非を巡る議論ではありません。
今、現在のリスクです。
原発の反対・賛成を問わず、新潟県の抱える地震災害のリスクを直視し、原発・廃炉・廃棄物とこの先、数百年単位で、子孫に安全に管理することをお願いすることにあると思います。
新潟県は他の県とは桁違いに高い地震リスクを背負っている県なのです。
SKYMAXです。
10月8日の皆既月食、 皆さんご覧になれましたか? 暗い赤銅色の月が神秘的でしたね。
今回の月食は通常よりも、やや暗めだったと思います。
もしかしたら、先月末の御嶽山の噴火による影響でしょうか。
月に映るのは地球の影。 今の地球の大気のエアロゾルの影響を受け、毎回 月食の度に明るさが異なるのです。
つまり、地球の夕焼けの色です。
かつて1982年のエルチチョン火山の噴火の際には、日本からも夕焼けの色が一辺して血のような真っ赤な色に染まりました。ワインレッドの夕焼けでした。 年末の皆既月食では月の姿が殆ど見えなくなりました。
その4年前に見られた皆既月食が明るかっただけに、あまりの違いに驚きました。
今回はそこまでいかないまでも、比較的暗い月食だと思います。
素人考えですが、御嶽山の噴火の影響でしょうか
2014年10月8日の夜、日本全国で皆既月食を見ることができる。ほとんどの地域では部分食を始めから観察できるため、楽しみにしている天文ファンの子どもも多いだろう。折しもこれから冬にかけては空気が澄んで夜空の星が見えやすくなる。この機会に、太陽や月をはじめとした宇宙について学んでみては?
*出典:ベネッセ教育情報サイト「親子で楽しむ星空観察!【前編】入門編」
http://benesse.jp/blog/20130826/p1.html
*出典:ベネッセ教育情報サイト「親子で楽しむ星空観察!【後編】実践編」
http://benesse.jp/blog/20130827/p1.html
*出典:ベネッセ教育情報サイト「『皆既日食』から太陽・月について考える」
http://benesse.jp/juken/20100324/p114.html
*出典:ベネッセ教育情報サイト「新発見クイズ! 天文・宇宙編」
http://benesse.jp/jiyukenkyu/question/astro.jsp
*出典:ベネッセ教育情報サイト「東京工業大学 地球惑星科学専攻(1)新しい分野だからこそ学生にも『世界初』の可能性が[大学研究室訪問 学びの先にあるもの 第10回]」
http://benesse.jp/juken/20130624/p1.html
*出典:ベネッセ教育情報サイト「『はやぶさ』をきっかけに、宇宙開発と自分の夢について考える」
http://benesse.jp/juken/20110217/p2.html
*出典:ベネッセ教育情報サイト「山崎直子さん(宇宙飛行士)が語る、『夢をかなえる読書術』【前編】」
http://benesse.jp/blog/20140320/p2.html
※リンク先の閲覧にはメンバー登録(無料)が必要な場合があります。
出典:[ベネッセ教育情報サイト]
ベネッセ教育情報サイト
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141007-00010003-benesseks-life
SKYMAXです。
10月8日の宵、東の空で皆既月食が見られます。
午後7時半くらいから始まり、午後8時半位迄見られます。
月食のピークは午後7時55分頃です。
肉眼でも十分に楽しめますが、双眼鏡があるともっと良いでしょう。
夜更かしも不要で、東の空さえ見えれば、街中からも楽しめます。
ご家族・お友達と一緒にお楽しみくださいね。
SKYMAXです。
新月1日前の月です。
9月23日未明に撮影しました。
秋の夜明けは、太陽と月の角度が大きく、新月直前の月を見る絶好の機会です。
映画のワンシーンのような幻想的な風景に 感激されること間違いありません。
次回の機会は10月23日の未明です。
早起きして、ご覧になってはいかがでしょうか。
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