[ カテゴリー:防災 ]

農家の方もウォーミングアップが必要!?

笠井です。ご無沙汰しております。

気がつけば、世間様のGWも終わりましたが、私は今年度に入って未だ一日の休みもない有り様です。
ストレスはまったく溜まっていないのですが、疲れは溜まっていた!?ようでして、何年も縁のなかった風邪をひいてしまい、珍しく熱を出してしまいました。

実は私…もの凄く熱に弱いんです。37度を超えると、もう辛いのなんの・・・。
今回の風邪でも最高で37.8度くらいしか出なかったのですが、それでも、私にとっては、死ぬ思い…強烈な吐き気と倦怠感で、どうにもならない状態になってしまいました。
その日はさすがに午前中で仕事を止めて帰りましたが、未だに体調戻らず、時折、立ちくらみを感じることがあり、その度に「あれっ!?もしかして、いま地震あった!?」などとすっとぼけたことを言っているような状況です。

まっ、それはともかくとして・・・

本年は栃尾一之貝集落での[障害者×中山間地]問題解決に意欲的に取り組んでおりますことは、以前から本ブログで何回か発言させていただきました。

一之貝では、つい最近まで雪の姿が見られました。

一之貝での初の越冬体験を通じて印象に残っていることは、一之貝のおじぃちゃん、おばぁちゃん達は、とにかく「よく雪をいじる」ということ。
長時間にわたって雪をスコップで突っついている姿が、ほぼ毎日のように見られました。

「皆さん、もの凄く頻繁に雪かきされるんですねぇ」と村の人に声を掛けてみると、
「雪が消えればすぐに農作業が始まる。その時のために、今から体を慣らしておかんと、体を痛めるっけんなぁ」と返ってきました。

なるほど、雪かきは農作業のウォーミングアップだったのです。

そう考えた時に、いま長岡の体育館に避難されておいでになられている南相馬の被災者の皆さんのことが脳裏をよぎりました。
避難生活がいつまで続くのか!?は分かりませんが、現状の避難生活の生活スタイルを早めに見直し、改善しておかないと、仕事が始まった途端にダウン・・・なんてことにもなりかねませんね。

いま中山間地域には耕作放棄された土地がたくさんあります。
体育館でプラプラしていても、体がなまるばかりですから、そんなことなら、それら耕作放棄された土地で、畑作業でも何でもしていれば良いのではないか!?と思うのです。

収穫物を食べても売ってもいいし、それで体調維持ができれば、いいことづくめではありませんか!?
仮に、畑の途中で南相馬に帰ることになっても、その後の面倒は私達が引き受けて、収穫物を南相馬に送ってあげたりするつもりなので、心配は要りませんが、問題は「足」・・・現場までどうやって行くか!? ということ。
距離的には、東バイパス川崎I.Cからわずか12~13分ですから、大したことないのですが、送迎する余力がこちらにはありませんので、被災者の皆さん自身でこちらまで移動してきてもらわねばなりません。

うーーーん、何か良い移動手段はないものか!?

やっぱり、難しいか!?


ボラセン疲れ

皆さん、お久しぶりです。投稿滞っていてすみませんでした。
大震災ボランティアで大忙しの毎日ですが、なんとか、今日からまた投稿を再開したいと思っております。

それにしても、今回のボラセンの立ち上げは大変でした。

物資を集めたい・・・そのためにもホームページを。
ホームページを担当する私たちは、そんな要望に苦しめられる羽目となったのです。

ボラセン内に乗り込んだ当団体のスタッフは、私と小川の二人だけ。
その状態で、「ホームページを早く立ち上げて」と言われても、できるはずねぇじゃねえか。

でも、やらねば。

不眠不休とまでは大げさですが、ウチのスタッフは夜中の3時4時当り前で作業してくれて、わずか3日程度でいいところ作ってくれてしまいました。

見てみてください。↓
http://backup.vc/

こんな情報量のホームページを、どうやったら3日で作れるのか!?

住民安全に少なからず因縁のあるWebデザイナーの皆さんからグループになってもらって、Webを使って仕事を次から次へと投げる。
それを、そのグループが、各々自分の仕事場でこなしていく、、、というやり方を実践したのです。

言ってしまえば、簡単に聞こえるかもしれませんが、容易なことではありません。
すごいことをやってくれたものだと思います。

発災後、一挙に湧いて出てきた情報を一人のスタッフが整理し、それをもう一人に伝えると、そこから外部班に仕事が分担されていって、ホームページが作られていく傍らで、日替わりボランティアを使いこなして、現場でやるべき優先順位の高い情報発信を次々とこなしていく、他の班との調整や、日替わりボランティアからの質問攻めをこなしながら・・・。

今回のボラセン立ち上げ騒動で、私たちが苦しみながら編み出したこの方法は、おそらく今後の災害ボラセンのホームページ立ち上げのモデルに成り得るのではないか!?と思っています。


ボランティア活動について

被災地へのボランティアについては、詳報をお待ちください

多くの被災地では被害状況等の情報収集を行っていますが、沿岸部を中心に被害の大きかった地域では今もなお現地に入れない状態がつづいています。
今後、被害の状況把握とボランティア受け入れの態勢が整い次第、全国的な支援の呼びかけを行う予定になっているとのことです。

このニュースでもボランティア募集等に関する新しい情報は随時発信しますので、現地関係機関への問合せはご遠慮ください。


被災地への物資送付は控えましょう!

個別に大量の物資が送られると、量の多さや仕分けの困難さ、被災者の手元に届くまでの時間差の問題などで、せっかくの善意の物資がかえって、被災地に大きな負担を強いることになる恐れがあります。

現地のニーズが明らかになり、正式に募集が行われるまでは物資の送付はお控えください。

義援金や災害ボランティア活動の資金への募金の形を取るなどのご配慮をお願いします。

なお、刻々と状況は変化しますので、最新の情報はWebサイトなどで確認してください。


団体理念  │  活動展開  │  団体構成  │  定款  │  プライバシーの考え方  │  セキュリティについて  │  事業  │  メディア掲載  │  関連サイト  │  お問い合わせ

copyright © JMJP HOT TOWN Infomaition Inc. All Rights Reserved.   NPO法人 住民安全ネットワークジャパン

〒940-0082 新潟県長岡市千歳1-3-85 長岡防災シビックコア内 ながおか市民防災センター2F TEL:0258-39-1656 FAX:020-4662-2013 Email:info@jmjp.jp