三条市の小学生が自分たちでつくったコメをクリスマスプレゼントとして東日本大震災の被災地から避難している人たちに贈りました。三条市立旭小学校は震災の被災地から市内に避難している人に手作りのコメを届けて元気づけようと、全校児童で田植えをして、秋にはおよそ500キロのコメを収穫しました。7日はサンタクロースに扮した5年生の児童10人が避難している人たちが集まる三条市総合福祉センターを訪れ、コメを一足早いクリスマスプレゼントとして贈りました。コメには「お米を食べて風邪をひかずに元気に過ごしてください」などと子どもたち1人1人が書いたメッセージが添えられていて、受け取った人は「ありがとうございます」と感謝のことばを述べて、小さなサンタクロースからの贈り物を喜んでいました。そして、子どもたちはリコーダーの演奏や合唱を披露し避難生活を送る人たちと交流を深めていました。
福島県南相馬市から避難している女性は、「震災から時間が経っても私たちのことを忘れないでいてくれることがうれしい。子どもたちのサンタ姿を見れてよかった」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033711771.html?t=1354895686765