経済産業省資源エネルギー庁が18日発表した16日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週(9日)と比べ1円90銭高い135円40銭となり、30週(約7カ月)ぶりの値上がりとなった。都道府県別では41都道府県で値上がり、2県で横ばい、4県で値下がりとなった。
世界経済の減速懸念や米国のシェールオイルの生産増などを背景に昨年秋から急落した原油価格に底入れ感が表われ、元売り各社が卸価格を引き上げた。調査を行う石油情報センターは「来週も値上がりする」とみている。
都道府県別の値上がり幅は長野の4円10銭が最大で、青森の4円、福島の3円80銭、栃木の3円70銭が続いた。
軽油は115円90銭、灯油は82円10銭で、いずれも約7カ月ぶりの値上がりとなった。
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