新潟県中越地震からことしで10年となることから、小千谷市は、市民が参加する復興植樹祭を今月、開催することになりました。
小千谷市は、中越地震から10年となることし、震災の記憶を次の世代に伝えようと、今月18日に市民が参加する復興植樹祭を開催します。
植樹祭は、来月の全国植樹祭の会場に隣接する山本山高原の2000平方メートルの市の土地で行われ、ヤマツツジやコナラなど14種類300本をおよそ200人の市民が植えるということです。
また、会場の中心には、小千谷市と災害協定を結んでいる福島県南相馬市のシンボルのケヤキが、メモリアルツリーとして植えられることになっています。
ケヤキは、高さが8メートル、樹齢およそ70年で、東日本大震災の復興への願いも込められているということです。
小千谷市は、「中越地震の復興と全国からの支援への感謝、それに未来への思いを1本1本の木に込めて、記憶に残る植樹祭にしたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034120571.html