[ カテゴリー:医療, 生活, 食育 ]

大腸がんや皮膚がんにも注目されている「はっさく」の栄養

皮にも嬉しい栄養がたくさんつまっている「はっさく」の魅力をご紹介します。

はっさくに含まれる栄養分は ?

まず、はっさくに含まれる栄養成分をご紹介します。

<クエン酸>
カルシウムの吸収を高めたり、疲労の原因となる乳酸を分解し、疲労を回復させる効果があります。

<アスパラギン酸>
体の毒素を排泄したり、疲労回復作用が期待できます。

<ビタミンC>
肌にハリを与えるビタミンCが一杯 ! はっさく1個を食べるだけで1日に必要なビタミンCの7割が摂れるそうです。

<β-クリプトサンキン>
がんを予防する働きがあり、β-カロテンの約5倍もの発がん抑制効果があると言われています。

<ナリンギン>
ビタミンCの働きをサポートし、血圧が上昇するのを防ぐ働きがあります。

はっさくの皮には栄養があるの ?

皮の部分は大抵捨ててしまいますが、皮に含まれる「オーラプテン」という成分には、生活習慣病の原因となるコレステロールの値を改善する働きがあるという研究結果が発表されています。

さらに、オレンジ色の皮の色素成分である「β-クリプトサンキン」には、大腸がんや皮膚がんを予防する作用があるとか。こんなにも嬉しい栄養を味あわないなんて勿体ないと思いませんか ?そこで、皮を使った特性マーマレードのレシピをご紹介いたします。

<はっさくのマーマレード>
皮を食べやすい大きさに切り、水に浸してアクを抜きます。
鍋に皮がかぶる位の水を入れてザラメの砂糖を大さじ9杯とはちみつをお好みに合わせて入れ、1時間から1時間半程度煮詰めれば完成です。

漢字だと「八朔」と書かれているはっさくは旧暦でいうと8月1日を指すのだそうです。昔ははっさくをその辺りの時期から食されることが多かったため、この名前がつけられたとも言われています。暑い夏にさっぱりとした果物を食べる習慣は、人の体が欲するという理に適っているのかもしれませんね。

http://medical.yahoo.co.jp/diet/column/2669/

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