東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)の敷地内外の断層調査について、同原発の横村忠幸所長は13日の定例会見で、掘削工事を含む調査期間が「数カ月かかる見通しだ」と述べ、東電が目指す7月以降の再稼働が困難になる恐れが出てきた。
原子力規制委員会が17、18の両日に計画している現地調査については「規制委は現地をみて活断層なのかどうかを慎重に判断すると理解した。断層調査はスケジュールありきでやるつもりはない」とも発言し、再建計画にかかわらず、調査していくとの意向を示した。
東電は、6、7号機の原子炉建屋直下の断層は活断層でないとしているが、規制委はデータが不十分として追加調査を要求。東電は1月、大規模な調査計画案を提示していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140214-00000006-san-l15