去年1年間に警察に寄せられたDV=ドメスティックバイオレンスとストーカー被害の相談はいずれも前の年の2倍近くに上り、これまでで最も多くなりました。
新潟県警察本部によりますと去年1年間に警察の相談専用ダイヤル「#9110」に寄せられた夫婦間などの暴力、DV=ドメスティックバイオレンスに関する相談は1348件で、前の年の2倍近くに上りました。
また、ストーカー被害に関する相談も842件と前の年の2倍近くに急増し、いずれも統計を取り始めた平成13年以降最も多くなりました。
内訳を見ますとドメスティックバイオレンスは▼配偶者からの暴力が1159件、▼内縁関係の相手からの暴力が189件となっています。
また、ストーカー被害の相談では▼つきまといや待ち伏せが324件と最も多く、次いで▼面会や交際の要求が240件、▼連続した電話やメールが171件などとなっています。
新潟県警察本部は「相談を受けたら迅速に対応します。少しでも気がかりなことがあったら被害が拡大するまえに早めに相談してほしい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034859651.html