新潟市は、自殺防止対策として開いている専門家による相談会について、働いている人も相談を受けやすいよう毎月1回、平日の夜間に開くことになりました。
これは6日開かれた新潟市の自殺防止対策を検討する会議で市側が明らかにしたものです。
会議には、医師や薬剤師などの委員など20人あまりが出席し、はじめに新潟市の担当者が、去年、弁護士や薬剤師、保健師などが連携して相談に応じる相談会を3日間ずつ2回開いたところ、訪れた人が134人に上ったことを報告しました。
このため、会議では、相談会への要望は根強いとして、新年度・平成26年度からは、働いている人も相談を受けやすいよう、毎月1回、平日の夜間に相談会を開くことを確認しました。
また、従業員の少ない小規模な事業所で心の健康対策が進んでいるかについても、新潟市が実態調査を進めていくことになりました。会議の会長を務める後藤雅博医師は、「関係機関の連携が広がっていると感じている。今後は男性だけでなく、女性へのケアも考えていきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034674001.html?t=1391707390917