除雪の担い手不足に悩む地域を支援しようと、新潟県が県内外から募集したボランティアによる除雪作業が長岡市で始まりました。
新潟県は、過疎化や高齢化によって、除雪の担い手が不足している地域を支援しようと、毎年、こうした地域に、除雪作業を行うボランティアを派遣しています。
この冬の活動が25日から始まり、長岡市山古志地区で行われた除雪作業には、埼玉県や愛知県など県内外から応募した26人のボランティアが参加しました。
ボランティアたちは、2つの班に分かれて除雪に取りかかり、1階部分が見えなくなるほど積もった雪の上にのぼって、シャベルで少しずつ雪を崩していました。
埼玉県から参加した50歳の男性は、「除雪は重労働だと実感しました。少しでも地域の皆さんの役に立てればいいと思います」と話していました。
また、除雪をしてもらった86歳の男性は、「自分で除雪ができればいいのですが、歩くのも大変なのでとても助かります」と話していました。
このボランティア活動は、来月中旬まで行われ、長岡市以外に、魚沼市や阿賀町でも行われることになっています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034606371.html