県内ではインフルエンザの患者が急増し、新潟県はインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。流行は今後さらに拡大する見通しで、県はうがいや手洗いをして予防を徹底するよう呼びかけています。
県によりますと、12日までの1週間に県内96の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は、前の週から112人増え、180人に上りました。1つの医療機関あたりの平均の患者数は、1・88人と流行の目安とされる「1」を超えたため、県はインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。
地域別に見ますと、南魚沼保健所管内が最も多く、1医療機関あたり4人、次いで、十日町保健所管内が3人、新発田と三条保健所管内が2・5人などとなっています。また、患者の半数以上が(52%)14歳以下の子どもで、県によりますと、15日、新たに新潟市や十日町市などの4つの小中学校で学級閉鎖になるなど、これまでにあわせて8つの小中学校で集団発生が確認されています。インフルエンザの流行は今後さらに拡大する見通しで、県はうがいや手洗いをして予防を徹底するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034382381.html?t=1389800883154