新潟県は、この冬も、除雪の担い手が不足する豪雪地域を支援してもらおうと除雪ボランティアを募集しています。
新潟県の除雪ボランティア・「スコップ」は、高齢化や過疎化が進み、除雪の担い手が不足している豪雪地域を支援する活動を行っていて、この冬も、除雪ボランティアを募集しています。「スコップ」では、市町村から、ボランティアの派遣要請を受けると、あらかじめ登録している希望者に連絡し、派遣します。
ボランティアの対象は、1人暮らしのお年寄りなど「要援護世帯」で、住宅のまわりの除雪などを行いますが、危険を伴う屋根の雪下ろしは行いません。県によりますと、去年の冬は、長岡市と魚沼市、それに、南魚沼市の3つの市で、あわせて14回の除雪ボランティアが行われ、のべ450人が参加したということです。
現在、ボランティアには、1500人あまりが登録していますが、このうちの6割が県外に住んでいて、急な出動要請には応じられないのが実情です。このため、「スコップ」を運営する新潟県雪対策室では、「県内に住んでいる人も、ボランティアに、積極的に登録してほしい」と呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034336221.html