新潟県の平成25年の日本酒の出荷量は去年を上回り、2年連続で増える見込みで、県酒造組合は、「新商品を開発するなどして、引き続き需要の拡大に努めたい」としています。
新潟県酒造組合のまとめによりますと、1月から11月までの県産の日本酒の出荷量は3万7896キロリットルで、去年の同じ時期を1000リットルあまり、率にして3%ほど上回りました。
このままのペースでいけば、ことし1年間の出荷量は、去年の4万4225キロリットルを上回り、2年連続で増える見込みだということです。
これについて、県酒造組合は、「女性も飲みやすいアルコール度数の低い商品が開発されたことや消費者の好みが吟醸酒など、より高級な酒に向いたことで消費の拡大につながったのではないか」と分析しています。
その上で、来年以降については、「新商品を開発したり、海外向けのイベントを開いたりして、引き続き需要の拡大に努めたい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034089201.html?t=1388450218042